きもの永見トピックス

永見の吉井です!
9月も半ば、夏も終わりですね。

永見にとって9月はとても重要な月です。永見では年間を通して何度も催事を開催していますが、9月に行われる『永選会』はその中でも特に大きな催事になります。

 

今回の催事にはいつも以上に多くの問屋さんが会場を盛り上げて下さいました。また、今回は職人さんもいらっしゃり、実際に着物の制作過程などの実演をしてくださいました。生で職人さんの技を見る機会は滅多にありません。貴重な体験に会場は大いに盛り上がっていました!

今回は永選会に参加して下さった職人さんとその実演の様子を紹介します。

まず最初に紹介するのは、江戸小紋の職人、廣瀬染織工場の4代目廣瀬雄一さんです。

廣瀬さんは呉服の業界にも近代化の波が押し寄せてきている中で、昔ながらの技法を大切に作品作りをされている職人さんです。廣瀬さんはテレビでも何度も特集を組まれている今注目の職人さんでもあります。
そんな廣瀬さんが今回の2週間に渡る永選会の全日程に参加して下さいました!会場内では実際に作業しているところを見ることができました。

筆で少しずつ反物の色を馴染ませていく作業をされています。
反物は遠くから見ると何の柄かよくわかりませんが、近づいてみると…

スカル柄になっています!着物にスカル柄は珍しいですよね。
可愛いです~

 

廣瀬さんの傍には廣瀬染工場で作られた、江戸小紋の反物がズラリと並んでいます。

どれも遠くからではわかりませんが、近くで見ると細かく繊細な柄付けがされています。

どの反物も鮮やかな色遣いと細かな柄付けが素敵です!

続きまして、紹介するのは、『平田組紐』さんです。
組紐と言えば、去年の公開させ大ヒットした映画『君の名は』をきっかけに組紐が注目されるようになりました。『君の名は』見たよと言う人も多いのではないかと思いますが、作中でヒロインが組紐を作るシーンがありました。平田組紐さんはそんな『君の名は』の組紐シーンの監修をされています。
さらに、実際に映画で使用された組紐を組む音声は平田組紐さんの職人さんが組んでいる音を録音したものが使われているそうです!

そんな、平田さんのコーナーでは平田組紐の平田武志先生が実際に組紐を組んでいるところを見学できました。

48個の重りに糸の束が括り付けられています。その糸の束を巧みに組み合わせていき帯締めを作っていきます。近くでその複雑な動きを見ていましたが、初めて見る私には何が行われいるのかさっぱり・・・
まさに職人による匠の技でした!

平田組紐さんのコーナーにはこんなにもたくさんの帯締めが並んでいます!

ここまでの数の帯締めが揃うことは中々ないとても貴重な機会です。どれもステキな色合いでどれを手に取るか迷ってしまいます。

最後に紹介するのは、辻が花の『染織工芸むつろ』さんです。
むつろさんは家族経営でコツコツと辻が花の着物を制作をされています。今回むつろさんから社長のお姉さんで、着物の柄付やしぼりなどをされている、田原和結先生が永見にいらっしゃいました。

実際に作業されているところを見学させてもらいました!

図案を見ながら筆で柄を付けていくカチン描きの作業をされています。

とても細かな柄を筆で一つ一つ丁寧に描かれています。とても繊細な筆の動きで目が離せません。

むつろさんの作品はどれも一目でむつろさんだとわかるような個性的なものばかりです。

実際に職人さんの技を目の前で見ることができ、目の前で作品について話を聞くことができることは着物ファンにとって堪らない時間ですよね。
とても盛り上がり賑やかなイベントとなりました!


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